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夢の島 サンブラス諸島
本当はマドリからすぐにコスタリカに入国したかったんだけど、チケットが安かったのもあって(高くなるかもしれんけど)パナマにした。
せっかくパナマに行くからには、パナマ観光を満喫するべく調べたところ、パナマには約365の島から成り立つサンブラス諸島なるものがある、と言うことを知った。

そのサンブラス諸島には、一般的には飛行機で行くらしい。まぁ飛行機もそれほど高くはないんだけれど、でも絶対にもっと安く船があるはずだ!と思い、知り合いのゆめぽろさんに聞いたところ、日本人がよく行く宿から行けるらしいとの情報を得た。
本当はその宿に泊まりたくはなかったのだけど(結果、コパエアがすぐそばだったからよかったけれど)その宿に着いてすぐに「明日サンブラスに行ける?」と聞いたら「行ける」との返答。

中南米やアジアを中心に回ってる日本人旅行者からしたら、安くない金額らしいサンブラス諸島。アタシ達には高くはない金額だったから行ってみたら・・。

こんなに素敵な場所、初めて。
昔よく行ってた大好きなギリシャの海より、アメリカ人が大好きなカンクンの海より、天国に一番近いニューカレドニアより、どこよりも素敵な場所だった。

アタシ達が行った島は「ロビンソン島」という、小さな島。

ロビンソン島の砂浜


まるで夢の島。
石がほとんどない白い砂浜。
全ての木々は椰子の実がなる。
その椰子の木にぶら下がるハンモック。

椰子の木の下から


でも。
部屋の床は砂のまま。
電気は食事をする1カ所のみ。
よって夜は部屋の中が真っ暗。
海水を濾過した水瓶から水浴び。
トイレの排泄物はそのまま海へ。
お店は1店のみ。市内の倍の値段。

島の子供達


軽く石鹸で顔は洗うけど、シャンプーもしない生活。
みんなお昼はずっと水着でいて、ハンモックで読書をしたり、昼寝をしたり。
昼寝に飽きたら、海に入って子供達と遊んだり、シュノーケルをしたり。
夜になると毎日同じ夜用の服に着替えるから、洗濯物もほとんど出ない。

ご飯時にいつもやってくる2匹


昔アニメで見た無人島に近い生活。
全くの無人島は現代人のアタシ達には無理だけど、こういうのは大丈夫。
こんな素敵な場所に死ぬまでに1度でも来られてよかった。

アタシが桶で捕獲したチビ烏賊!


いや~、アタシ南米は嫌いだとはっきり言えるけど、すぐ側の中米は、実はヨーロッパよりも好きかも。基本、リゾート地が好きだから・・。

パナマにこんな素敵な場所があるのに、なんで日本人はあんまり来ないんだろうか。凄く凄く素敵な場所なのに・・。
バックパッカーからしたら、高いのかも知れない。けど、普通に暮らす日本人からしたら全然安い金額でこんな夢の島に来られる。
パナマに来たら是非!サンブラス諸島へ!!

ちなみに、アタシ達がいたロビンソン島から20分くらい先にあるペリカノ島は、ロビンソン島より更に小さくて更に静か。でもビーチも小さいし、石がゴロゴロあったからロビンソンのが良いと思う。
もしこの辺りのオスタルに泊まって、どの島に行きたいかを聞かれたら是非「ロビンソン島」と答えて下さいな。
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トラブル地域、中南米
春を告げる火祭りも見たし、学校もほぼ終わったから、バレンシアのダラダラ滞在を終了して中米へ移動してきた。
やっぱり中南米だから、何事もなく簡単にここにたどり着いた訳ではないけど(やたら無駄な出費が嵩む)ヨーロッパから来た身として、この年齢でもあるし、あんまりケチケチしたくないから、ある程度はまぁいいかと思ってる。

例えば、トランジット先であるコロンビアのボゴタで。
たとえ20ユーロの両替が少なく見積もっても25ドルはもらえるはずが22ドルにしかならなくたって、ここは南米、たった3ドルだと思うようにした。
たとえタクシーが細かいドルを持っていなくて、3ドルのおつりが2.2ドル分にしかならなくたって、チップとして渡したつもりになる努力をした。
たとえ60ドルのホテルがヨーロッパのドミトリーよりも質が劣っても、たとえカードの支払いに10%も手数料を払わされたとしても。
たとえバスの乗り方を教えてくれたおっちゃんの分の乗車賃まで払わされて、あげくの果てにコーラまで買わされたって。

ここまで書いたことだけで大体12ドルくらい損しても。たった12ドルよ。12ドルなんて日本なら居酒屋でビール2杯飲んだら終わっちゃう。アタシは中南米人ではなく日本人。あんまりケチると罰が当たると思う。
以前ペルーで盗難に遭ったのだって、1人たった70円、2人で140円ケチったが為だったと今でも思ってる。
だからほんの少しのお金なら、旅行中は保険だと思うようにしてる。だってヨーロッパなら安すぎる宿に泊まると宿代の半額くらいのシーツ代を請求されるところもあるんだもの。

でもねぇ。これだけはいかん。
マドリッド空港のカウンターで「パナマは帰りのチケットがないと入国出来ないの知ってる?」と言われて、「サンホセ(隣国コスタリカ)からグアテマラシティまでのチケットがあるからいいでしょ?」と言ったらOKだった。でもトランジット先のボゴタまでしかチケットが出してもらえなかった。そのボゴタでサンホセからの出国チケットがあるからここに残るつもりはないのと説明しても、「だめだ、チケット買え」の一点張り。
仕方なく、その場でコパエアのパナマ-サンホセ間を1人267ドルで購入。もちろんキャンセル可能だと確認してから(まぁキャンセル料を払う必要はあるのだけれど)。
そしてパナマ到着後、宿のすぐ側にあったコパエアにてキャンセルをお願いしたら・・んなんと!キャンセル出来ないと!その理由がねぇ・・買った国でしかキャンセルできないのよ~だってパナマでお金もらったわけじゃないもん、だって。
買った国に戻ったら意味ないやん!てか、国際線を飛ばしてるくせに、コパエアはそんなことも簡単にできないの?
一応、頼みに頼んで月曜日の午後にはキャンセルが出来るか出来ないかの返答をする、てことで落ち着いた。でも出来ないって言われたらたった18時間のバスで行けるところを534ドル使って飛ばなきゃ行けない。
実はこの路線、サンホセ-グアテマラと同時にマルチで買おうかどうか悩んだ路線だった。マルチで買えばたった70ユーロ足せば買えたチケットだった。だからって別にケチった訳ではなくて、パナマとコスタリカの国境近くの町に行きたかったから。それにパナマでの予定がどうなるかわからなかったし。

中南米のバスの中って、みんな疲れてる


神様って時々ほんと意地悪だわ。さすがに「たったの」534ドルとは言えないけれど、キャンセルできなかったら仕方なく乗ることにする。ヨーロッパを旅行してなんだか変わったよアタシ達。良いのか悪いのか、お金の面だけは大人になったとでも言うのかしら。

中米初の猫だまり


そうそう、やっとヨーロッパも抜けたことだしちょっと白状することがあります。それまでシェンゲンシェンゲンと何度も書いてたのに、3ヶ月ヨーロッパを廻った後になんでスペインに滞在出来たのか。

普通に不法滞在です。3ヶ月オーバー。

出国時に少しドキドキしたけど、マドリのパスポートコントロールは写真と顔を照らし合わせたのかも疑うくらいしか見てなかった。スタンプを押すページを探してるだけかと。日本人万歳。
フランスとイタリアの国境でもパスポート出したら、中身見ないでそのまま帰ってきたことあるし。偽パスポートだったらどうすんのかしら。

今回の勝因はスペインだから大丈夫だろうと踏んだこと、パスポートにスタンプが沢山あったこと、だと思う。聞くところによるとドイツ、フランス、フィンランドは大きなペナルティがある、らしい。
何にしてもペナルティもなく、すんなり出国出来るスペインにも万歳。ほんと、スペイン人は良くも悪くもいい加減。
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Las Fallas サンホセの火祭り
火祭りがやっと昨日終わった。本当に毎日毎日、うちの近所の公園や空き地でバンバンバンっとMascleta(マスクレタ、爆竹)が鳴り響き、最近は夢の中でまで爆竹音が鳴り響いていた。
バレンシアの人たちはこの祭りの時期になると旅行に出かけるということなのだけど、わかるわぁ。毎年こんなにドンパチやられたら嫌だもの。

この祭り、3月に入ってからだらだら続いてたけど、最終3日間だけで十分なんじゃないかと思う。祭りが始まったころは、街中で爆竹鳴らして遊んでるだけにしか見えないし、何より通行者の迷惑。うるさいし危ないし、こういうのは嫌いだな。終わってくれてほっとしてる。

でも最初で最後の火祭りは、まあまあ満喫できたんじゃないかと思う。

毎夜1:30に始まる花火はうちのベランダから綺麗に見れるから2回ほど見た。時間は10~15分と短いし、日本の花火に比べると少し見劣りするけれど、うちの10階のベランダからはすごく綺麗に見えたのはラッキー。星型の火花が堕ちてく様などが綺麗に見えて、はしゃいでた。

花火が降ってくるみたい


うちの裏の広場で行われるマスクレタをいつも窓から眺めてたけど、最終日だけは広場に降りて間近で見た。近いと地響きがすごくて、体が揺れる・・。

準備段階


点火後、火が回りだす


まとめて火が回り、爆竹の音が響き渡る


バレンシアNORD駅裏手のRusafa(ルサファ)地区に出来上がるイルミネーションにも一度足を運んだ。範囲は狭いけど、キラキラしたところはやっぱり心が踊る。

日本に比べると見劣りするけど、かなりのもの


2日間ある献花パレードには2日とも足を運んで見学。赤ん坊からおばあさんまで、みんながパレードで綺麗なドレスを着て歩く。すごく綺麗だったし、子供はみんなかわいかった。

ベビーカーの赤ん坊もドレスを着てる


男は海賊みたいな恰好、子供はかわいい!


最終日の19:00に始まる火のパレードは、花火を振り回す悪魔みたいなのがたくさんいて、見学者たちがキャーキャー騒ぐ。この祭りでこのパレードが一番楽しかった。一番好き。一緒に流れる音楽も、気分を高めてた。

この人たちは悪魔でなく、道化師


そして、最終日の22:00頃からバレンシア各所に飾られた人形たちが燃やされる。アタシたちは近所の人形は見ずに、市内で一番大きい人形がある場所まで行ったら、すでに燃え尽きていた。仕方なくセントロに向かったけど、セントロも間に合わないといけないから、道中でタイミングよく始まったところで見学。

ブエノスアイレスのボカ地区の一角みたいな人形


炎上!


奥さん、「たーすけてー」と叫ぶ


願い虚しく、燃え尽きる


この各所の人形、多分プラスチックみたいなのも使われてるから環境にすごい悪そう。たくさんたくさん作るんだから、もう少し環境にいい素材で作るようにすればいいのにね。そうすれば、スペインだってG8に入れるくらいの先進国になれるかも。

最後に。闘牛場の前で行われてた闘牛中止の署名活動。アタシもショーのために動物を殺すことは反対。だから3回目のスペインだって闘牛は一度も見たことがないし、見たいとも思わない。

「僕を見て!」


殺さなくたって闘牛は出きる。だからアタシも署名した。今の闘牛は反対!

*スペイン語一口メモ
うるさい → ruidoso(sa)(ルイドソ、ルイドサ)
あの祭りはとてもうるさかった → Aquella fiesta era muy ruidosa.
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学校終了!
今日、最後の学校の日でした。最後だからクラスメイトと感慨深くお別れ・・なんてことなく、休んじゃいました!えへへ。
昨日の授業がちんぷんかんぷんで全くついて行けてなく、その続きを今日やるんだ・・と思ったからか、朝からくしゃみ鼻水が止まらない止まらない。病は気からとはよく言ったものだ。

だってさ~、今日の授業内容は今まで習ったスペイン語の「点過去・線過去・過去分詞」をごちゃ混ぜにした文章で、全然解けなかったんだもん~。
スペイン語って動詞活用が多様でしょ。規則覚えるのも大変なのに、不規則過去なんてどれがどれだかわからなくなって、すぐに出てこんもん!更に過去形3種がごちゃ混ぜになった文章なんて、理解してる最中に当てられたら、当てずっぽうでしか答えられん。ふぅ・・。

でもま、学校は今日で最後って事でほっとした。後は今までインプットしたものをアウトプットするだけだ。

て、ことで。次の旅先はアウトプットが出来る国に行きやす。

スペインでは勉強はちょっとしたけど、スペイン語でしゃべることがほとんどなかったから、旅先では話せるといいな。
もうエアチケットも手配済み。実は学校は3月25日までなんだけど、出発が3月24日だからアタシ達は今日で学校とはお別れ。

スペインに来た頃はエジプトとケニアほかちょっとアフリカ行って、中東行って、アジア行って帰るって風に考えてたんだけど、せっかくスペイン語やったし、このまま帰るのも勿体ないなぁと思って。
アジアは近いから将来の短期旅行のために取っておきたいし、エジプトはガイドさん付きで廻りたいし、と考え直したわけ。ケニアを削ったことが一番残念。いつかいける日がくるだろうか。


出発まではバレンシアの生活、というかもうすぐ本番の「Las Fallas」を満喫しようと思います。最近は本当に街のいたるところに、突如でっかい人形がどどん!と現れます。

学校までの道に現れた意味のわからない人形


毎日14:00にはMascletaという爆竹をばんばん打ち上げるんだけど、ようやく重い腰を上げて行ってみた。

バレンシアの歴史地区。人がうじゃうじゃ。


14:00、爆竹が上がりだす。耳が痛い!


煙が降りて、辺りは真っ白。


祭りの後は、どの国でも一緒。


どうせ上げるなら花火の方がいいと思ってたけど、昼間だし何だかスペインぽいこの爆竹、結構いいんじゃないかと思う。
でも至る所で大人も子供もばんばんやらかすのは、ちょっと・・。まるで中国の旧正月みたい。兎に角、うちのアパートの周りはうるさくて寝れないよ~。

*スペイン語一口メモ
終わる → acabar(アカバール), terminar(テルミナール)
今日、学校が終わった → La escuela ha acabado hoy.
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ベルギーからのお土産
年末年始に1ヶ月滞在していた、同居人のエクアドル人Dの彼女。その彼女が今日、仕事先から戻ってきた。
彼女はスペイン人なんだけど、アムステルダムやベルギーで仕事をしているらしく、今回はベルギーからの帰郷。そんなものあるとは思ってもなかったのに、彼女は一人一人にお土産を買ってきてくれた。以前居たときはそれほど話もしなかったのに。

それはベルギーの免税店で買ったcorneってメーカーのチョコレート。
同居人Nっつとうちのダンナはチョコレートが大好きで、アタシがスープ作っている間に2人で3つも食べていた。その後、ダンナがネットでもらったチョコレートを検索しはじめて、東京にもお店があることを知った。東京にもあるんだからお値段もさぞかし・・と思っていたら、なんとなんと!アタシとNっつがもらったチョコは1箱4000円近くもする!
ひーっ!4000円って!計算したら1個250円以上・・。なのにNっつとダンナで3つも食べちゃって。一瞬にして800円くらい食べちゃって(笑)
アタシはチョコレートよりお酒の人なので、CAVA(スペインの発砲ワイン)でも飲みながらちまちま食べることにします。

これが4000円のチョコレートボンボン


これは旦那がもらったシャンパン風味のトリュフ


これは「みんなで食べてね☆」と言われた、スプレッド BY ゴディバ


4000円って言っても、日本で買った場合の値段だから多分もっと安いんだと思う。そうは思っても・・当分はチョコを買ってくれた彼女の言いなりになろうと、3人で決意しましたー・・。

*スペイン語一口メモ
プレゼントする → regalar(レガラール)
彼女はチョコレートをプレゼントしてくれた → Ella he me regalado a el chocolate.
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